皆さんこんにちは!
10月25日(水)の講義内容は「ビジネスに求められる論理的思考と伝え方 」でした!
講師プロフィール
株式会社HRインスティテュート 取締役
プリンシパルコンサルタント
狩野 尚史
今回も講義内容の一部をお届けします!
ビジネスに求められる論理的思考
まず、ビジネスに求められる論理的思考の例として、「空・雨・傘のフレームワーク」について学びました。
これは、事実(空が曇っている)、解釈(雨が降りそうだ)、判断(傘を持っていこう)の3段階で考える方法です。ビジネスでは、このように明確なロジックで物事を組み立て、相手に伝えることが求められます。また、事実から何が予測で活きるのか解釈の部分を明らかにすることで、相手に伝わりやすいプレゼンになります。
考えることと悩むことの違いとは…
ロジカルシンキング(論理的思考)は、組織の目標を迅速に達成するために不可欠な考え方です。この講義では、悩むことと考えることの違いについても深く学びました。
「悩む」とは、自分なりの結論や答えを出すことへのこだわりが少なく、物事を漠然ととらえて思考が止まってしまっていること。
「考える」とは、 自分なりの「結論(仮説)」や「答え」を導びきだすことにこだわりがあり、そのために物事を体系的に整理してとらえていること。単に情報をまとめるだけでなく、自分なりの結論や解を導き出すことが、真の「考える」ことです。
ロジカルな主張の3つの特徴
まずロジカルな人とは、どんな場面においてもポジティブに物事を捉えることができ、自分の信念を明確に相手に伝えることができる人のことです。ロジカルな主張には3つの特徴があり、これを意識することで誰でも相手にわかりやすく自分の考えを伝えられるようになります!
1つ目は、最も言いたいことが明確であること。これは、課題と結論の本質を捉え、その2つの道筋を立てて相手に伝えることで、自分の主張をよりわかりやすく伝えることができます。
2つ目は、その背景が明確であること。これは、結論に対していくつかの根拠を明示することで説得力が増し、相手に納得感を与えることができます。
3つ目は、話の組み立てが理解しやすいことです。最終的には、1つ目の「相手に最も言いたいこと」、2つ目の「結論に対する根拠」を相手に伝わるように話を組み立てていく必要があります。
ロジカルな主張では、まず初めに課題を明確にした上で先に結論を伝え、そのあとその結論の根拠を伝える流れが効果的です。話の組み立ては、相手を混乱させずにポイントを伝えるためにとても重要です!
グループワークでの実践
私たちはグループワークを通じて、ある問いに対する「はい」または「いいえ」という回答と、その理由を3つ挙げる練習をしました。初級者はすぐに3つの理由を出せること、中級者はその理由が違和感がないこと、上級者は正しい情報を用いることが目標でした!数を重ねるごとに、グループのみんなが根拠のある理由を挙げられるようになり、上達している実感がありました!
最後に、私が今回の講義で特に印象に残っていることは”空・雨・傘のフレームワーク”です。私たちは日常の中で無意識に論理的思考のフレームワークを活用していますが、意識的にビジネスの場面に応用することで相手の心をグッと掴めるような伝え方に変わるので、大学のプレゼンや就職活動の面接時に活用したいと思いました。また、ロジカルな主張のフレームワークをもとにグループワークを行いましたが、即席で論理的な話を組み立てることが難しかったので日々の生活で意識的にこのフレームワークを実践して論理的思考を身につけたいです!
このワークは誰でも意識すればすぐに定着するものだと思うので、皆さんもぜひ今日から意識して取り組んでみてください。
皆さんも一緒に論理的思考を身につけて、ビジネスに応用していきましょう!
今回の講義レポートは以上になります。
次回もお楽しみに!
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