皆さんこんにちは!
エイベックスのライブ制作を担うALC(Avex Live Creative)は、社内アーティストのライブ制作だけでなく、a-nationやBMSGフェスといった大規模イベント、外部アーティストのコンサートまで多彩なプロジェクトを手掛けています。講師の遠藤様から、そこでの貴重なお話やライブ制作の仕事内容などを詳しく教えていただきました!
今回は講義の一部をお届けいたします!
講師プロフィール
エイベックス・ライブ・クリエイティヴ(株)
制作事業本部 第1制作グループ第2制作ユニット マネージャー
遠藤 友貴彦
【ライブ制作とは】
ライブ制作の仕事は、コンサートやイベントに関わるすべての内容を統括し、管理する重要な役割を担います。360°すべての中心に位置し、コンサートの成功を支える基盤を構築しています。
〈主な役割〉
1.プロデューサー
コンサートを行うための全体の基盤づくりを監修。
2.ディレクター
当日スムーズに進行するために現場を監修し、全体の運用を行う。
3.アシスタントディレクター
ディレクターのサポート役として、STAFFのケアなどを担当。
【ArtistとのLIVE制作】
アーティストの希望に合わせた制作プランを構築します。ライブ制作が全ての「ハブ」となり、全体像を視覚化し、スムーズな進行を測ります。以下のようなプロセスで進行をしていきます。
1.アイディアの実現性を判断し、予算を策定
アイディアが実現可能なのか慎重に判断する。
2.アイディアを具体化
実際に図面化して具体的に検証をする。
3.具体化した内容で世に発表をする
納得いく方向性を見いだせたタイミングで開催告知を行う。
【a-nation×Artist】
a-nationのようなイベントでは、イベントの特性に合うアーティストを選定しプランを構築します。ALCは以下のようなプロセスで進行を管理します。
1.会場の確保と予算管理
実際に、踏み切っても問題ない紙面上の計算を行う。
2.Artistのブッキング
Artistをどのように交渉していくのかを考える。
3.Artistの融合性からイベントの構築
募ってきたArtistをイベントにおいてどうするのか等を議論する。
【ライブ制作に必要なこと】
ライブ制作には、何よりも「熱量(想いの強さ)」が必要です。アーティストやイベントにそれぞれにしっかりと寄り添っているかが大切です。制作側は数ある中の1つでもアーティストにとっては大事なライブは1つです。そのため、常に100%を目指し制作を行っています。
【Q&A】
Qはじめはマネージャー志望だとおっしゃっていましたが、遠藤さんが思うライブ制作の魅力はなんですか?
A.ライブ制作は熱を熱く感じられます。アーティストとの距離がマネージャーと同じぐらい近いため、熱量をお互いぶつけあって、いいエンターテイメントを生み出すことが魅力です!そのため、熱量を持って仕事をすることが大切です。
Q.私はマルチタスクが苦手です。複数の案件を同時に担当されるときにどのライブにも同じ熱量をかけるために工夫されていることがあれば教えててください。
A.ライブ制作はチームで動いています。そのため、自分でもコントロールをしますが、1人で全てをやるのではなく、チーム全体で100に持っていけるようにします。
今回の講義レポートは以上になります。
少しでも気になった方は、説明会のご参加をお待ちしてます!
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次回の講義レポートは「ヒットタレント・トップ俳優を支えるマネジメント」になりますので、そちらもぜひお楽しみに!
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