9/1の講義は先週に引き続き
エイベックス・マネジメント株式会社
マネジメント本部 アライアンスグループ
シニアプロデューサー丹野雄貴 氏による
「エンタテインメント × 経営」についての講義でした。
皆さんは「ゲーム理論」という言葉をご存じですか?
ゲーム理論は経済学の分野の1つで利害が対立する者同士の関係や駆け引きを分析するツールのことです。
例えば国同士の対決、組織内の問題などでゲーム理論が使われています。
実際にどのような場面でゲーム理論が使用されているのか、ご説明頂きました。
【ゲーム理論はこんな場面で使用されている!】
①Googleの収益の大黒柱はゲーム理論で成り立っている。
→YouTubeを見たり、過去にGoogleで検索したワードに応じて関連のある広告がゲーム理論の一部である
オークション理論が活用されている。
②サッカーワールドカップで活用されたゲーム理論
→ロシア大会のポーランド戦終盤、パス回しはゲーム理論で考えると最適な戦略を導き出した結果だった。
③米中の関税引き上げ合戦はゲーム理論の構図
→関税の引き上げは明らかにお互いの国の景気の足を引っ張るはず。その為、据え置くほうが望ましいはずなのに
お互いが関税の引き上げを行うと対立した。これがゲーム理論の構図になっている。
グローバルでも使われている経済学の分野の1つであることや普段の仕事やプライベートの中で使う交渉や、やり取りの部分の構造について学ぶことが出来ました。
中盤の講義内容はゲーム理論の特徴や「囚人のジレンマ」というゲーム理論の中のゲームをご紹介頂き、
囚人のジレンマに音楽業界の価格競争を当てはめご説明して頂きました。
また、ゲーム理論の中の1つ「チキンゲーム」についてもご説明頂き、
利得表を見ながら自分であればどちらの選択肢を選ぶか、実際に受講生に考えて頂きました。
かなり頭を使う内容の講義でしたが今後、仕事をしていくうえで使える理論を学ぶことが出来たのではないかと思います。
以下、受講生の感想を抜粋させていただきます。
大学での経済学の講義の中でなんとなく聞いたことのある内容でしたが、実際に企業に当てはめた場合の
メリットデメリット目線で今回改めて考えることができました。
お互いに交渉しなければ最善の結果にはならないので、交渉したうえで駆け引きをすることができれば良いと思いました。
前回に引き続き、丹野氏の講義で頭を使う時間がとても多かったです。その分学びもとてもありました。
もう少し自分の中で、噛み砕いて書籍などを参考に自分に落とし込めるよう努力したいです。
本日の講義レポートは以上です。次回もお楽しみに!
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